子どもに怒鳴ってしまう、眠れない日が続いている、育児の負担が大きく家族だけでは対応を続けにくい場合は、早めに相談してよい状態です。ご本人だけでなく、配偶者やご家族からも、現在の生活状況や不安を相談できます。訪問看護の利用には、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。

この記事のポイント
  • 診断名がない段階でも、現在の困りごとについて相談できる場合があります
  • 医療保険で訪問看護を利用するには、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です
  • 育児の負担は、子どもの状態、保護者の睡眠不足、家庭内の緊張から見えてくることがあります
  • 訪問看護、自治体支援、保険外サービスは、役割が異なります

「病気ではないから相談できない」と思っていませんか

「まだ病院に行くほどではない」「診断名がない」「自分が我慢すれば済む」と感じている段階でも、相談してよい場合があります。子どもに怒鳴ってしまうことが増えた、睡眠不足が続いている、育児不安が強い、家事や育児を保護者だけで担うことが難しい場合は、早めに自治体窓口や医療機関、訪問看護などへ相談してください。

LINEでは、今のご状況を伺い、医療機関、自治体窓口、訪問看護、保険外サービスなど、相談できる支援を一緒に考えます。

早めに相談を検討したい状態
感情の変化:子どもに怒鳴ってしまうことが増えた、涙が出る、気持ちの切り替えが難しい
睡眠不足:まとまった睡眠が取れず、日中の判断力や体力に影響している
育児不安:授乳、睡眠、体重、泣きへの不安が続いている
相談への迷い:医療機関、自治体窓口、訪問看護など、どこへ相談すればよいか分からない

育児の負担は、子どもの様子から見えてくることがあります

保護者のつらさは、保護者だけの問題として表れるとは限りません。双子・多胎育児、不登校や行き渋り、発達の不安、医療的ケアや見守りなど、子どもの状態への対応が続くことで、保護者の心身に負担が重なる場合があります。

双子・多胎育児

見えやすい負担

同時泣き、授乳や哺乳、睡眠不足、外出の難しさが重なり、保護者が休みにくくなります。

不登校・行き渋り

家庭で続きやすい負担

昼夜逆転、親子の緊張、学校との連絡、将来への不安が続き、保護者の疲れが強くなることがあります。

発達の不安・医療的ケア

日常的な緊張

体調変化への不安、見守り、受診や療育の調整が続き、家族が常に気を張る状態になりやすくなります。

支える家族も疲れが重なることがあります

育児の困りごとは、主に育児を担う保護者だけでなく、配偶者や祖父母など周囲の家族が気づくこともあります。たとえば、保護者の心身の不調が続き、子どもの食事、睡眠、清潔、見守り、受診への対応に不安が出る場合があります。

もう一方の保護者が、仕事、育児、家事、受診の付き添いを担いながら、何とか日々を支えていることもあります。このような状態が続く場合は、家族だけで抱え込まず、医療機関、自治体窓口、訪問看護などへご相談ください。

訪問看護に相談できる場合があります

訪問看護は、主治医の指示に基づき、看護師などが自宅を訪問して行う支援です。重い病気や医療的ケアがある子どもだけを対象とするものではありません。産後の心身の不調、育児不安、子どもの健康状態、不登校や発達の悩みなどがある場合も、現在の困りごとについて相談できます。訪問看護の利用可否は、主治医が診察内容を踏まえて判断します。

一方で、誰でも必ず利用できる制度ではありません。医療保険で利用する場合は、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。訪問頻度や内容は、主治医の指示内容とご家庭の状況を踏まえて決まります。

確認したいこと
  • 診断名がない段階でも、困りごとについて相談できる場合があります
  • 訪問看護の利用可否は、年齢だけではなく、主治医の判断や現在の状態を踏まえて決まります
  • 緊急性がある場合は、119番、医療機関、救急相談を優先してください
  • 家事代行や長時間の見守りは、訪問看護ではなく保険外サービスや自治体支援と分けて確認します

訪問看護・自治体支援・保険外サービスの違い

育児の負担が大きいときは、すべてを訪問看護で対応するのではなく、目的に応じて支援を分けて考える必要があります。

訪問看護

主な役割

母子の健康状態、育児不安、睡眠、生活状況を看護の視点から確認します。医療保険で利用する場合は、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。

自治体支援

主な役割

保健師相談、産後ケア、多胎家庭支援、子育て支援事業などがあります。対象期間、回数、自己負担は自治体ごとに異なります。

保険外サービス

主な役割

家事、見守り、保護者の休息時間の確保など、医療保険では対応しにくい生活面の支援を契約に基づいて行います。

保険外の見守り・シッター支援について

訪問看護では対応できない長時間の見守りや、保護者の休息時間を確保したい場合には、看護師によるシッター支援をご相談いただけます。

※支援範囲は制度や契約により異なります。現在のご状況を伺い、訪問看護で対応する内容と保険外サービスで対応する内容をご案内します。

看護師によるシッター支援について
育児の負担が大きいときは、LINEでご相談ください

診断名がない段階でも、育児の負担、睡眠不足、子どもの状態、保護者の不安について、ご本人やご家族から相談できます。現在の状況を伺い、訪問看護、自治体支援、保険外サービスなど、相談できる支援を一緒に考えます。
※対象エリア:品川区・目黒区・港区・大田区 および近郊

💬 LINEで育児の負担を相談する

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緊急性がある場合

急な体調変化、生命に関わる可能性がある場合、強い希死念慮や危険がある場合は、LINEではなく119番、医療機関、救急相談を優先してください。

緊急時の相談先
  • 119番:生命に関わる可能性がある場合、急な体調変化がある場合
  • #7119(救急安心センター事業):救急車を呼ぶべきか迷う場合
  • #8000(こども医療電話相談):子どもの急な症状で相談したい場合
  • 医療機関:産後の心身の不調、眠れない状態、強い不安が続く場合

よくある質問

診断名がなくても相談できますか?

診断名がない段階でも、現在の困りごとについて相談できます。ただし、医療保険で訪問看護を利用するには、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。

子どもに怒鳴ってしまうことが増えた場合も相談できますか?

子どもに怒鳴ってしまうことが増えた場合も、睡眠不足、育児不安、産後の心身の不調、子どもの健康状態など、現在の困りごとについて相談できます。訪問看護の利用可否は、主治医が診察内容を踏まえて判断します。

訪問看護では家事や長時間の見守りを頼めますか?

原則として、訪問看護は家事代行や長時間の見守りを目的とするサービスではありません。家事、長時間の見守り、保護者の休息時間の確保が必要な場合は、自治体支援や保険外サービスをご案内します。

配偶者の不調で子どもの食事や見守りが心配な場合も相談できますか?

子どもの食事、睡眠、清潔、見守り、受診への対応に不安がある場合は、早めに医療機関や自治体の相談窓口へ相談してください。訪問看護の利用には、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。急な危険や子どもの安全に強い不安がある場合は、119番、医療機関、児童相談所虐待対応ダイヤル189などを優先してください。

緊急時もLINEで相談できますか?

急な体調変化、生命に関わる可能性がある場合、強い希死念慮や危険がある場合は、LINEではなく119番、医療機関、救急相談を優先してください。

この記事の作成について

株式会社グリーンラボ

本コラムは、株式会社グリーンラボが企画・編集し、訪問看護・小児支援に関わる専門職の視点を踏まえて作成しています。

育児の負担が大きく、相談先に迷っている方へ

診断名がない段階でも、睡眠不足、育児不安、子どもの状態、保護者の心身の負担について相談できる場合があります。

※対象エリア:品川区・目黒区・港区・大田区 および近郊
出典(公的根拠)