年齢別・訪問看護の具体的な支援事例
未就学・小学生・中高生
公開日:2026-01-18 更新日:2026-05-19
訪問看護の支援は、年齢によって「やること」が大きく変わります。未就学児には生活リズムや食事・排泄の支援を、小学生には登校準備や学校生活の困りごとへの支援を、中高生には本人の気持ちや自立に向けた相談を行うことがあります。ただし、訪問看護は学習塾や療育施設の代替ではなく、医師の指示に基づく医療・看護の視点から、家庭での困りごとを確認する支援です。
この記事でわかること
- 【未就学】生活リズムの土台作りと、遊びを通した関わり
- 【小学生】登校前の準備や、学校生活での困りごと確認
- 【中高生】親に言えない悩みの相談と、自立に向けた準備
- 訪問看護の利用には、医師の判断と訪問看護指示書が必要です
- 学習支援・療育・長時間の見守りは、学校・療育・保険外サービスと分けて確認します
【未就学児】生活の土台作りと「できた!」を増やす
小さなお子さんの場合、看護師やリハビリスタッフが遊びを通して関わりながら、日常生活のスキル獲得を目指します。生活リズム・身支度・服薬などを一つずつ確認し、「できた!」を増やしていくことを大切にします。
| 生活リズムの調整 |
「夜寝て、朝起きる」練習
昼夜逆転や夜間の過覚醒がある場合、夜に刺激となりやすい行動を日中へ移し、日中はできるだけベッドから離れて過ごせるようにします。夕方以降のスマートフォン・PC利用を控える工夫や、朝にカーテンを開けて朝日を浴びる習慣づくり、寝る時間・起きる時間を少しずつ一定にしていく支援を行います。
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| 食事・排泄ケア |
偏食やトイトレのサポート
「特定の食感しか食べない」子への食事形態の工夫や、トイレトレーニングの進め方を親御さんと一緒に考え、実践します。
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| 療育的な関わり |
ルールのある遊び
カードゲームやボール遊びなどを通して、「順番を待つ」「勝ち負けの感情をコントロールする」といった社会性の芽を育てます。
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生活リズムの調整
夜の過覚醒を減らし、朝起きる流れをつくります。
- 夜の刺激になりやすい行動を日中へ移す
- 日中はできるだけベッドから離れて過ごす
- 夕方以降のスマートフォン・PC利用を控える
- 朝日を浴び、就寝・起床時間を少しずつ整える
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食事・排泄ケア
偏食やトイトレを、親御さんと一緒に進めます。
- 食感や食べ方に合わせて食事形態を工夫する
- トイレに向かう流れを整理する
- 家庭で続けやすい進め方を一緒に考える
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療育的な関わり
遊びを通して、順番・切り替え・社会性を育てます。
- カードゲームやボール遊びを取り入れる
- 順番を待つ練習をする
- 勝ち負けの感情を切り替える経験を積む
【小学生】学校生活と家庭のバランスを整える
就学後は「学校」という社会との関わりが増え、ストレスも溜まりやすくなります。無理に登校させるのではなく、安心して過ごせる準備を整えます。
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Step 1 朝の支度・登校のサポート
「朝起きられない(起立性調節障害など)」お子さんに対し、血圧測定や起床時の声かけを行います。必要に応じて、ABA(応用行動分析)やTEACCH(自閉スペクトラム症の方に向けた構造化支援)の考え方を取り入れ、身支度の手順を見える形にしながら、スムーズに準備できる流れを一緒に練習します。
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Step 2 服薬管理の練習
学校で薬を飲む必要がある場合、お子さん自身が管理できるよう、薬のセット方法や飲むタイミングを一緒に確認します。飲み忘れを防ぐための置き場所、声かけ、チェック方法などを工夫しながら練習します。
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Step 3 友達関係の悩み相談
学校でのトラブルや友達との関わり方について話を聞き、どうすればうまくいくか作戦会議(ソーシャルスキルトレーニング)を行います。
年齢に合う訪問看護の支援内容をLINEで確認できます
同じ不登校や発達の悩みでも、未就学・小学生・中高生では必要な関わり方が変わります。お子さんの年齢や困りごとに合わせて、訪問看護で相談できる内容、学校・療育・医療機関との連携先を確認します。
※対象エリア:品川区・港区・目黒区・大田区 および近郊
💬 LINEで年齢別の支援内容を確認する
【中学生・高校生】自立に向けたメンタルケア
思春期は親御さんとの距離感が難しくなる時期です。看護師が「信頼できる第三者」として関わり、本音を話せる場を作ります。
こんな関わりをしています
親に言えない悩みの傾聴: 進路のこと、性のこと、漠然とした不安など、親には話しにくい悩みを否定せずに聞きます。
体調と気分の波の把握: 自分の体調が良い時・悪い時のパターンを知り、無理のない過ごし方を一緒に見つけます。
医療機関への同行練習: 将来一人で病院に行けるよう、受診の手順を練習したり、医師に自分の症状を伝える練習をします。
よくある質問
Q. 子どもが訪問看護師と遊んでいるだけに見えるのですが?
対人関係や信頼関係を育てる支援でもあります。
看護師と遊ぶことは、対人関係の獲得や拡大、信頼関係の構築にもつながります。遊びの中には、ルールを覚える、守る、手先を使う、気持ちを切り替えるといった支援の要素が含まれています。
Q. 親は同席しなくていいですか?
年齢やケア内容によって判断します。
中高生などで本人が希望する場合、保護者には別室でお待ちいただくこともあります。一方で、医療的ケアや安全確認が必要な場合は、保護者の同席や情報共有が必要です。
Q. 訪問看護で学習支援や療育をしてもらえますか?
訪問看護は学習塾や療育施設の代替ではありません。
医師の指示に基づき、体調確認、生活リズム、服薬、メンタル面、家庭での困りごとを確認し、必要に応じて学校や療育、医療機関との連携を検討します。
Q. 年齢によって訪問看護で相談できる内容は変わりますか?
変わります。
未就学児では生活リズムや食事・排泄、小学生では登校準備や学校生活、中高生では本人の気持ちや自立に向けた相談など、年齢や発達段階に合わせて確認します。
この記事の作成について
株式会社グリーンラボ
本コラムは、株式会社グリーンラボが企画・編集し、訪問看護・小児支援に関わる専門職の視点を踏まえて作成しています。
年齢に合う訪問看護の支援内容を確認できます
年齢や現在の困りごとの内容を伺いながら、
訪問看護で相談できる内容、学校・療育・医療機関との連携先を確認します。