子どもの癇癪や暴言が続くと、保護者やきょうだいが恐怖や疲労を感じ、家庭だけでは対応が難しくなることがあります。危険が差し迫っている場合は110番・119番への連絡を優先し、緊急性がない場合は、起きやすい時間帯、きっかけ、前後の体調、ご家族の負担について相談できます。訪問看護の利用には、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。
家での子どもの癇癪・暴言にどう向き合う?
安全確保と相談先
公開日:2026-01-08 更新日:2026-06-24
- 家族の安全を守ることが第一優先です。無理に抑え込まないでください
- 自傷・他害、刃物の持ち出しなどにより、本人や家族に危険が差し迫っている場合は、110番・119番への連絡を優先します
- 癇癪には「起きやすい時間帯・きっかけ・前後の体調」などのパターンがあることがあります
- 家庭内で対応ルール(距離の取り方、声かけ、クールダウン場所)を統一すると混乱が減ります
- 訪問看護では、診断やしつけの代行は行いません。利用開始後は、生活リズム、体調、不安、家族の負担、家庭での関わり方について支援します
まず安全確保(危険サインと相談先)
「このままでは怪我をする」「物が壊れる」という状況では、家庭だけで抱え込まないことが大切です。以下のような状態で、本人や家族に危険が差し迫っている場合は、110番・119番への連絡を優先してください。
危険が迫っている場合の対応危険が迫っている場合は、警察(110番)や救急(119番)への連絡も含めて安全確保を優先してください。ご家族だけで押さえつけたり、強い言葉で止めようとしたりすると、状況が悪化することがあります。緊急時に備えて、どのような状態で110番・119番へ連絡するか、家族がどこへ移動するかを事前に決めておくことも大切です。
起きる前後の“型”を見つける(記録テンプレ)
癇癪や暴言には、本人なりの理由や起きやすい流れがある場合があります。記録をつけると、「いつ起きやすいか」「何が負担になっているか」が見えやすくなります。
| 記録項目 | チェックするポイント |
|---|---|
| いつ・どこで | 夕食前? ゲームを止めた時? 学校から帰った直後? |
| 直前の刺激 | 「勉強しなさい」と言った、音がうるさかった、予定が変わった など |
| 本人の様子 | 眠そうだった、顔色が赤かった、言葉が出にくそうだった |
| どう収まったか | 距離を取ると落ち着いた、静かな場所へ移ると落ち着いた、声かけを減らすと落ち着いた、など |
家庭内対応を揃える(声かけ・環境調整)
家族によって対応が大きく違うと、お子さんも保護者も混乱しやすくなります。まずは、家庭内で共通して使える「我が家のルール」を確認しておきます。
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Rule 1 安全な距離をとる
興奮している時は言葉が届きにくいです。本人や家族の安全を確保したうえで、刺激を減らし、距離を取れる場所や落ち着くまでの対応を家族で共有します。
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Rule 2 短い言葉で伝える
長々と説教するのではなく、「叩くのはダメ」「離れます」など、短く分かりやすい言葉で伝えます。
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Rule 3 落ち着いた後に振り返る
落ち着いている時間に、本人が困っていたことや、落ち着くために役立ったことを短く振り返ります。
訪問看護で扱える範囲/扱えない範囲
訪問看護の利用開始後は、生活リズム、睡眠、体調、不安、癇癪が起きる前後の状況、ご家族の負担を確認し、生活環境や関わり方を検討します。利用には主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。
- 相談できること: 癇癪が起きる前後の状況の確認、睡眠や生活リズムの支援、刺激を減らす環境調整、ご家族の不安や負担への支援。
- 訪問看護だけでは担えないこと: 暴力を制止するための常時待機、家族の代わりとなる24時間の見守り、しつけの代行、緊急通報の代替。
「癇癪や暴言への関わり方が分からない」「受診前の不安がある」といった段階でもご相談いただけます。
癇癪が起きる時間帯やきっかけ、睡眠、体調、ご家族の負担について伺います。訪問看護の利用には、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。
※緊急性が高い場合は、LINE相談ではなく110番・119番への連絡を優先してください。
※対象エリア:品川区・目黒区・港区・大田区 および近郊
よくある疑問(Q&A)
Q. 訪問看護で癇癪をその場で止めることはできますか?
Q. 暴言や暴力がひどい時、まず何をすればよいですか?
Q. 診断名がなくても相談できますか?
Q. 訪問看護だけで24時間見守ってもらえますか?
「毎日どう対応すればいいか分からない」「受診前の不安がある」といった段階でもご相談いただけます。
癇癪が起きる時間帯やきっかけ、睡眠、体調、ご家族の負担について伺います。訪問看護の利用には、主治医の判断と訪問看護指示書が必要です。
※対象エリア:品川区・目黒区・港区・大田区 および近郊