訪問看護の利用頻度(週何回?の決め方と見直し)

公開日:2026-01-19 更新日:2026-05-01

訪問看護師と家族がカレンダーを見ながら訪問頻度を相談している水彩画風イラスト

利用頻度は、本人の状態・目標と、医師の指示やケアプラン等に基づいて調整されます。週回数は固定ではなく、状態変化や家族状況で見直されるのが一般的です。まずは「何のために、どのくらいの間隔が必要か」を共有し、定期的に再評価する仕組みが大切です。

この記事のポイント
  • 利用頻度は「医師の指示」「ケアプラン」で決まります
  • ずっと同じではなく、状態に合わせて増減(見直し)します
  • 医療保険と介護保険で、利用できる回数の上限ルールが異なります
  • 無理のないペースで開始し、必要に応じて調整するのがおすすめです
目次

頻度は“状態・目的・指示”で決まる

訪問看護は「週〇回」と決まったパッケージ商品ではありません。以下の3つの要素を組み合わせて、一人ひとりに最適な頻度を決定します。

1. 本人の状態 病状は安定しているか、変化しやすいか。日常生活でどの程度の介助が必要か。
2. 利用の目的 「退院直後で不安だから頻繁に見てほしい」「リハビリを集中的に行いたい」「薬の管理だけしてほしい」など。
3. 医師の指示 主治医が「週〇回程度の訪問が必要」と医学的に判断した指示書の内容。

医療保険と介護保険のルールの違い

訪問看護の回数について、ご利用になる保険(医療保険か介護保険か)によって制度上のルールが異なります。

医療保険の場合 原則として週3回までです。
ただし、厚生労働大臣が定める疾病(がん末期や難病など)や、医師から「特別訪問看護指示書」が出た急性増悪時などは、週4回以上(毎日)の訪問も可能になります。
介護保険の場合 回数に明確な上限はありませんが、ケアプランの「区分支給限度基準額」の範囲内で調整されます。他の介護サービス(ヘルパーやデイサービス等)とのバランスを見て、ケアマネジャーと一緒に頻度を決定します。

初回評価で決めること(目標・優先課題)

利用開始前に、ご本人・ご家族・関係者(医師やケアマネジャー)と話し合い、具体的なスケジュール案を作成します。その際、以下の流れで決定していくとスムーズです。

見直しのタイミング

一度決めた回数は絶対ではありません。以下のようなタイミングで、回数を増やしたり減らしたりする調整を行います。

こんな時は見直しのチャンス
状態が変化した時: 体調が崩れたり、逆に入院前より元気になったりした場合。
生活環境が変わった時: 家族の仕事の都合や、他の介護サービス(デイサービス等)の利用状況が変わった場合。
定期的なモニタリング: 毎月、または数ヶ月に一度、目標の達成度を確認して調整します。

連携(主治医/ケアマネ)と同意

訪問看護ステーションだけで勝手に回数を変えることはできません。必ず関係機関と連携し、正式な手順を踏んで変更します。

※緊急時などは、事後報告や一時的な対応として柔軟に動く場合もありますが、基本的にはチームでの合意形成が大切です。
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よくある質問(Q&A)

Q. 週3回が最適ですか?
一概に「週3回が良い」とは言えません。ご利用者様の状態や目標、ご家族のサポート状況などにより最適な回数は異なります。まずは週1回から始めて、様子を見ながら増やすことも可能です。
Q. 回数を増やせば早く良くなりますか?
回数が多ければ良いというわけではありません。必要なケアを適切なタイミングで行うことが重要です。看護師が定期的に状態を評価し、過不足のない頻度を提案・調整します。

このコラムの作成体制

本コラムは、株式会社グリーンラボが企画・編集し、訪問看護・小児支援に関わる専門職の視点を踏まえて作成しています。

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