パートナー不在でも使える?産後支援の条件と安全ルール
サービスの利用可否は種別により異なります。自治体の産後支援などでは「保護者不在では不可」等の条件が明記されることがあり、訪問看護でも安全確保の観点から条件が設定される場合があります。まずは利用したいサービスの規約を確認し、場合によってはシッター等の代替手段や併用も検討しましょう。
- パートナー(配偶者)が仕事で不在でも、保護者(あなた)がいれば利用可能です
- 保護者が外出する「留守番」目的では利用できないサービスが多いです
- 訪問看護は医療的な安全管理のため、原則として保護者の同席が必要です
- 不在時の支援が必要な場合は、シッターや家事代行の併用を検討しましょう
サービス種別で条件が違う(訪問看護/産後ケア/ドゥーラ)
「パートナーがいない」「私も出かけたい」といった状況で利用できるかどうかは、サービスの目的によって異なります。
| サービス | パートナー不在 (ワンオペ育児) |
保護者不在 (留守番・外出) |
|---|---|---|
| 訪問看護 | 〇 利用可 母子の健康管理やケアを行います。 |
△ 原則不可 医療的な判断が必要なため、保護者の同席が基本です。 |
| 産後ケア事業 (自治体アウトリーチ) |
〇 利用可 母親の心身ケアが主目的です。 |
× 不可 母親自身へのケアが含まれるため、不在時は利用できません。 |
| ベビーシッター | 〇 利用可 | 〇 利用可 不在時の保育・見守りが主な役割です。 |
※事業所の方針により異なる場合があります。詳細は契約前にご確認ください。
よくある条件(同席・時間帯・対象月齢)
トラブル防止や安全確保のため、以下のようなルールが設けられていることが一般的です。
なぜ「保護者の同席」が必要なのか
訪問看護や産後ケアは、お子さんの状態観察だけでなく、保護者への指導や相談対応も重要なサービス内容です。また、急な体調変化があった際に、医療処置の同意や救急搬送の判断を行うため、保護者の方の立ち会いが求められます。
例外的に不在でも可能なケース
一部の民間の産後ドゥーラや、自費サービスの家事代行などでは、事前の取り決めにより「買い物に行っている間の調理・掃除」などが可能な場合もあります。ただし、その間のお子さんの安全管理責任については明確な同意が必要です。
安全のために事前確認すること
パートナーが不在で、保護者お一人で対応される場合、万が一の事態に備えた準備がより重要になります。
代替手段(併用・同席者調整)
「どうしても外出しなければならない」「自分の通院がある」といった場合は、訪問看護単独ではなく、他のサービスとの併用をご検討ください。
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Case 1 ベビーシッターを利用する
東京都などの助成制度を活用し、留守中の見守りを依頼します。訪問看護師とシッターが連携(引き継ぎ)できる場合もあります。
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Case 2 ファミリー・サポート・センター
地域の方にお子さんを預かってもらう制度です。事前登録が必要ですが、比較的安価に利用できます。
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Case 3 祖父母等の協力
可能であれば、訪問の時間帯だけご家族に来てもらい、同席してもらう方法もあります。
よくある誤解(Q&A)
Q. 夫が仕事で不在でも訪問看護に来てもらえますか?
はい、利用可能です。
訪問看護は日中のワンオペ育児(パートナー不在時)のサポートとして多くの方に利用されています。むしろ、お一人で抱え込まずに専門家を頼ってください。
Q. 私(母親)が外出する間、子どもを見ていてもらえますか?
医療保険や自治体の産後ケア事業では、原則として保護者の同席が必要です。
保護者不在での「預かり」が必要な場合は、ベビーシッターやファミリー・サポート・センターの併用をご検討ください。